■韓国造船業、受注回復するも働き手がいない
(朝鮮日報)
専門家はつらい仕事をせずに失業手当、青年手当などを
受給しながら持ちこたえられることも求人難の一因だと
分析している。
引用元
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/05/2021110580061.html
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求職を諦めるほど未曾有の就職難だというのに、
造船業や運送業が求人難、という朝鮮日報の記事。
日本でもキツイ仕事は当然敬遠されがちですが、
就職難でも働きたくないとか、よっぽどなのかね。
その理由というのが↓
労働時間週52時間上限制の導入で特別勤務ができなくなり、
勤労者の収入まで激減(同)
それまで従事していた「溶接、塗装などの人材が大挙して
建設現場に転職」したのも一因らしい。
なるほどなぁ。
一度離れると、余程条件が良くないと戻ってこないものね。
日本だと介護職とかですかね。
比較的就職はしやすいのに、
労働内容と賃金が釣り合わないから定着しない。
しかも人間相手で責任だけは大きいから、
割が合わない仕事の筆頭ではあるね。
知り合いに勤めてる人がいるが、
「人間相手が好き、体を動かすのが好きという人でないと
続かない」と言ってたわ。
そしてそういう人はとても希少なんですって。
どっちも嫌いな私には無理そうだ(;^ω^)
あと「財政支援が求職者の勤労意欲を低下させている」
という指摘がありますね。
そりゃ生活保護にどっぷり依存してる人みたいなもので、
働くこと自体が無駄みたいに感じるのでしょう。
問題はその支援が財政を圧迫し続けるってことと、
本人が駄目駄目になるってことよね。
人間ってやっぱり基本「働く」ように出来てるわけで、
古代人だって狩猟したり採取したり、
生きるために「働いて」いたわけですから。
取り合えず最低賃金が上がっても、
時間制限つけられたらお給料は上がらないわ。
日本も今これ。
「現場従業員の10人中7人が下請け会社」というのも
原因のひとつだね。
こういう問題って実に万国共通なのだわ。