■「サムスンは危機」 社員たちの警告
(朝鮮日報)
引用元
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/29/2022042980040.html
中々に興味深い朝鮮日報のコラムより。
株価がダダ下がりしているサムソンですが、
「沈没するタイタニック」と表現する社員もいる(同)
とのことで、分かり易い例えっすね。
最初はじわじわ、そして最後はドスンと解体沈没、か。
その内部からの不満というのが↓
役員のスピード争いと責任逃れ
短期成果のために未来を捨ててオールイン
いくら良いアイデアでも時間がかかると突き放される
うん?
何だ「なぜ韓国はノーベル賞が取れないのか」という
長年の答え合わせが出来てるじゃない。
要は「短期成果のために未来を捨ててる」せいですよ。
だって研究費の不足だけが原因なら、
日本だけじゃなく世界中の科学者がそうでしょうし。
研究者っていうのはさ。
何よりもまず「真理の探究」が情熱の原動力であり、
それを追い求め続けてたらノーベル賞に行き着いた、
そういうものだと思うのよ。
「金金金、そして名誉」では絶対に到達出来ない域。
冗談抜きにノーベル賞が欲しいなら、
まずはイグノーベル賞からチャレンジすればいいと思う。
そういえば歩留まりが改善されずに、
結局台湾に抜かれてしまったようですが……
多分、あれこれ内部でアイデアは出てたのでしょう。
でも結果が出るのに費用と時間がかかるのは却下され、
まさしく「短期成果のために未来を捨てて」しまった。
日本は同調圧力の国だと言われたりしますけど、
「突き抜けて変な人」「何かに一心不乱な人」とかは
放置、というか自由に放っていく感じ。
中国は何事にも気が長いしw
日中というのは比較的その辺が大らかな気がしますが、
その間に挟まった国がバリバリ精神満載なのは、
ちょっと不思議な話ですね。