2022年06月02日

曖昧アイデンティティ

テレビ朝日が「韓国行きたい!日本人が大行列、
ビザ申請再開」なんて報道してましたが。
本当に気持ちの悪いテレビ局だよ。
たかだか1000人くらい並んだくらいで、
「日本が韓国に行きたくて大騒ぎ!」などど
日本人全部に過大解釈しないで貰いたい。
つか、このニュースがまた向こうのメディアで
「日本人が韓国に来たくて大パニック!」と
報道されるかと思うと……ウヘェだな( ̄д ̄)

まぁ、行きたい人は行けばよろしいよ。
日本は自由意志の国であるから誰も止めません。
でも「政治と文化は別だから」というのは、
ちょっと違うと思う。
私も若い頃はそう思っていたけれど。
年を取って「祖国とは何か」
「日本人としてのアイデンティティとは」等
考え始めた時、そこに密接的な関係を見出して、
自分の無知さ加減にげんなりする羽目になるの。

政治と文化は別=文化の為に政治問題に目を瞑る、
もしくは譲歩することではないはず。
政治的「正義」は絶対に譲るべきではない。
ウクライナでよく分かったはず。
例えばK-POPが好きだとしても「竹島問題」を
無いことには出来ないでしょう。
領土問題というのは、戦争案件ですからね。
日本人はそういう問題に対して妙に曖昧というか、
有耶無耶にしたがる傾向があるように思う。
現実に「島くらいくれてやればいいのに」と
言う人もいるくらいだから。

むかーーし、在日の人が
「自分のルーツは韓国なので日本人を憎む」
言うのを聞いて、当時は変な人だと思ったけど、
(今なら分かりすぎるくらい分かるけど)
民族のアイデンティティって、
本当はそのくらい強烈なものなのでしょう。
世界を見渡してみれば分かるもの。
多民族国家のアメリカの方が「アメリカ人」
という強固なアイデンティティを持つように。
でも戦後の日本は総じて「何となく日本人」。
これもGHQの敷いた負の財産でしょうかね。







posted by にょん at 23:32| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする