2023年04月14日

日本人のゲノム解析

■縄文人と渡来人の混血史から
日本列島人の地域的多様性の起源を探る

  (東京大学)

引用元
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2023/8252/

日本人のゲノムの中には、この縄文人由来
変異の集積した「縄文人に由来するゲノム
領域」と、縄文人由来変異の見られない
「渡来人に由来するゲノム領域」があります。

(同)

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この二つの領域が、現代日本ではどういう
分布になったいるかという研究内容が
2月に発表されておりまして。
列島の南と北では縄文人度合が高く、
近畿・四国では渡米人度合が高い、という
結果になったようです。

縄文人の人口規模は地域によって異なり、
東北や九州では比較的多く近畿や四国
では比較的少なかったと考えられます
(同)

なるほど!
上陸した北九州ではなく、比較的少なめな
人口地帯に渡米人達は入植しにいって、
縄文人達と混ざり合ってっていったわけですね。
分かりやすいなあ。

そういえばデータ比較によって、
「縄文度が高い→肥満になりやすい」
「縄文度が低い→喘息が重症化しやすい」
という結果も出た模様。
これは縄文人が「血糖値や中性脂肪を増大
させることで狩猟採集に遺伝的に適応した」

からなんだそうです。

狩猟だと次にいつ食料にありつけるのか、
不定期ですものね。
あと獲物を追って移動しなきゃならないから、
常に体に栄養を蓄えておく必要があった。
実に理に適った体の構造を、
人間とはしているものなんですね。

そういえば最近のDNA研究では、
日本人のルーツは「縄文・弥生」の二重構造
から「縄文・弥生・古墳」(古墳時代にまた
別のグループが渡ってきた)の三重構造に
変わりつつあるとか。
混血度がまた進みますね。

古代史研究は本当に面白い。
ルーツ探しは古代のロマン!!
今後もっと研究が進めば、
もっとわくわくするような事実がわかるかも。

posted by にょん at 04:40| Comment(0) | 日本の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月13日

日韓、平等への異なる怒り

■「平等に極めて敏感」な韓国、
世襲国会議員は5%のみ 
競争社会など背景

  (西日本新聞)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/16766e9548306389989cea11b42bc4083e355b50

親などの力によってこうした競争や義務を
避け、特別な地位を得ることには強い
反発がある
(同)

   ーーーーーーーーー

以前、チョ・グクの娘の不正疑惑事件とか
ありましたよね。
あの時の世論バッシングも凄かった。
確かに「悪は絶対許さない」的な憤りも
あったんだろうけど、まぁ本音はね。
「親などの力によって利益を得る人間」
への憎悪からなんだと思います。

この教授は一応、世襲のメリットも
語っているのでまだマシですが、
日本の世襲制は韓国では「後進性」
の表れとされてますから。
大統領制が唯一の民主主義で、
デモもせず議会体制で政治家任せな
日本は「政治後進国」なわけです。

しかし「平等に極めて敏感」というのは、
裏を返せば「他人との上下・利害関係に
極めて敏感」な社会だということ。
つまり「いとこが土地を買うと腹が痛い」
ってやつですよ。
日本にはないことわざですね。
「上級国民」とか揶揄されますが、
日本ではここまでの「怒り」は見られない。

「既得権益を変えようという意識が強い」
その割には大企業への執着心が物凄く、
一度入れば既得権益を絶対に手放そうと
しないのはなぜなのか。
本来なら真っ先に潰すべき労組なのに、
皆が目指しているのはその利権組織という、
まさしく「ネロナムブル」な社会。

日本は緩慢で激緩すぎ。
韓国は二極分裂で極端すぎ。
正直、足して二で割れば丁度いいけど、
どちらも国民性を反映した社会だと
いえるかも知れません。

posted by にょん at 00:38| Comment(0) | 日韓問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月11日

日本は本当におかしな国

■中国で拘束の邦人奪還へ
「スパイ防止法」急げ 親中派・林外相の
訪中に西村経産相の英断 お願い外交
ではダメ「人質交換」が世界の現実

  (夕刊フジ)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0ba90a20080ff6d5be4d1eb7fda4fa611dccf1b

残念ながら、日本は人質交換しようにも、
拘束している大物がいない(略)徒手空拳の
お願い外交だけでは、ナメられるだけだ
(同)

   ーーーーーーーーー

リンが訪中して媚びても、
「中国の法を守れ」と一蹴されておしまい。
きっとちまちまお願いしてきたんだろーな。
なーーんの役にも立ちませんでしたが。

外務省には「戦う武器も取引材料もない」、
ほんにこれ。
経産省の方がよっぽど真っ当に外交してる。
なぜなら彼らは「武器」を持っているから。
外務省に何の手札もないとしたら、
これまで一体何をしてきたのかということ。
それこそ職務怠慢というものではないか。

そもそもスパイ防止法がないのも変だが、
反撃能力を明記したら「反撃する気か!?」
と「国内」から火の粉が上がるなど、
日本というのは本当におかしな国だ。
「スパイ天国」と言われるだけのことはある。

自国の軍隊をないがしろにするのもそうだし、
おまけに「自国防衛」にすら一部の国民は
アレルギーを起こす。
(自虐思想を植え付けたGHQも、まさか
ここまで徹底するとは思わなかっただろう)

しかし確かに、武器も取引材料もなければ、
残された手段は「甘い手土産」になりそうだ。
勿論中国の狙いはそこなんだろうけど、
これは岸田首相への踏み絵にならないか?
岸田さんがどこまで「米中紛争」に踏み込む
気でいるのか、私には正直よくわからない。

米帝の手前、ただイキっているだけなのか。
本当に何かのビジョンが見えているのか。
これが岸田政権がどうにも信用出来ない、
第一の理由なのだと思う。

posted by にょん at 05:52| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする