2023年11月11日

放浪の民が駆逐する

■イスラエル、
「戦後」のガザに関して計画もたず 
専門家らが警鐘

  (BBC)

引用元
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67259329

「逃げ出すというのは片道切符だ」(略)
「戻ってくることにはならない」(同)

   ーーーーーー

イスラエルは北部から住民避難のため、
4時間の戦闘休止時間を設けると発表。
一見人道的処置に見えますが……
さっさと荷物を纏めろと言ってるだけね。
「逃げ出すというのは片道切符」
まさしくこれが現実になる気がします。
彼らは南部にパレスチナ人を押し込んで
とにかく北部を更地にしたいのでしょう。

南に逃げたとしても安全ではなく、
隣国はこれ以上難民を受け入れない。
にっちもさっちもいかないのが現状で、
シナイ半島に居住区を作るという案も
あるそうだけど、そうなったら最後、
二度と国に戻ることは叶わない……
放浪の民が放浪の民を駆逐する、
何とも哀しい話です。

「痛みが分かれば人間は理解し合える」
なんて、やっぱり机上の空論なんだなぁ。
殺し殺されて憎しみが輪廻する。
ガザの子供もイスラエルの子供も、
生き残った彼らが次の兵士になるわけで
例えハマスを潰しても、名前を変えた
第二のハマスが生まれるだけ。
正直、平和ボケした極東の一般人には
平和な解決法なんて全く思いつかない。

※振付師でダンス系YouTuberが
コンビニ内で踊った動画が批判され、
「真面目に生きる?誰かの作ったルール
の中で生きる?『嫌です』」なるコメント
を出したそうですわ。

……世の中にはただ真面目に生きてきて
まだ生きていたかったのに、ルール破りの
人間のために無残に殺される人達だって
いるんですけどね……
自由に生きるのとモラルを守らないことを
同等に考えてはいけないと思う。

どこかで見たけど不真面目に生きたきゃ
ヒャッハーな国で踊るといいよ。
ただし撃たれても文句はいえない。
誰かが作ったその国のルールに従わない
のなら、殺されるのも「自由」ってやつさ。
posted by にょん at 05:11| Comment(0) | 海外の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする