2023年12月13日

日本でだけ禁書になる理由

■KADOKAWA、発売中止して謝罪。
LGBTQ関連の翻訳書
『あの子もトランスジェンダーになった
SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』

  (BuzzFeed)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/88cf52db730ce9a3eedbc0df81b1ed4ef591f74e

   ーーーーーーー

なぁーに、これ??
「タイトルやキャッチコピーの内容」に問題が
あるなら変えればいいだけの話。
しかも発売中止にした謝罪じゃなくて、
抗議側への謝罪なのか。
ちょっとおかしくないですか?

原書のタイトルは
「取り返しのつかないダメージ 娘たちを誘惑
するトランスジェンダーの流行」。
確かに日本タイトルはちょっと煽り気味だけど、
問題提起としてはあながち間違ってない。
問題なのはカドカワが、
その問題提起の場すら握り潰したってことよ。

例えばパレスチナでもイスラエルでも、
どちらか擁護する声を一方的に押さえつける
ことは言論弾圧になりますよね。
でもなぜかこういうLGBTQ関連だけは
「マイノリティは正義、マイノリティに考慮」
という風潮に代わってしまってる感。

「国内読者で議論を深めていくきっかけに
なればと刊行を予定」したのに、
出版社が問題提起すら出来ないなんて
ディストピア一直線ですわ。
だいたい他国では普通に出版されてるのに
日本では「当事者を傷つけるから禁書」?

でもこの本の「真の当事者」は
SNSの情報に翻弄される若い人達でしょうに。
出版社が考えるべきは、
ジェンダー問題で悩む彼らじゃないの?
多様性を語りつつ多様性を弾圧するのか。
「SNSで人々が洗脳・扇動される」
これってまさにリアル「1984」の世界……

※昔の記事をピックアップしておススメ中!
よろしければこちらもどうぞ(^^)/
「キーワード:ジェンダー」
・日本文化がガラパゴスであるべき理由
・日本の漫画は「一期一会」
・歪なゲームの「ポリコレ化」
posted by にょん at 04:44| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする