2024年02月29日

テレビが面白くない

先日、他に出来ることがなかったので、
一日中横になってテレビを見続けていたわけですが、
ほとんど苦行のような有様でした。
……いや、マジにテレビ面白くないんだって。

ニュースやワイドショーときたら同じ内容ばかり。
深掘りもしないから、ほぼ流れていくだけ。
通販番組に至ってはマジモンの「洗脳タイム」だし。
これ、一日中見てる高齢者は脳味噌とけるんじゃない?

若い男性キャスターを番組全体でヨイショするという、
あのキショいワイドショーはいったい何なの。
そういえば昔、女子アナ全盛期なんて時代もあった。
今は局をあげて若い男性推しなんでしょうか??
どちらにしろ気色悪い話だが。

ドラマも面白いのがまったくなかったのだが、
驚いた病院物がひとつあったわ。
冒頭で女の子が交通事故にあうのですね。
成程、この子を助けるために医療関係者が奮闘する
「ER」みたいなのか、と思ったら全然違った。

女の子は臓器移植のドナーで、
臓器を貰う病院側が舞台だったわけですが……
いやね、分かるよ。
自分の患者がやっと助かるチャンスがきたのだから、
嬉しいのは分かるんだよ。

だからといって「ヨシッ!!」(超歓喜)はないわ。
その電話の向こうには、突然子供を事故で失った
慟哭の親がいるんですよ?
「やっと死んでくれたか」全開のウッキウッキな医院長。
この脚本家、人の心がないのだろうか……

ついでに患者の家族が行方不明とわかり、
病院関係者で捜査に乗り出す御一同……は?
ハートフル描写を目指したらしいがメチャ滑ってる。
通りかかる人に聞きこみして分かるわけないじゃん。

ついでに警察呼んでもイキナリ刑事は来ませんよ。
普通は所轄の地域課の警官が来ると思う。
そして態度悪く、さっさと帰る刑事二人。
故に知り合いの警察庁OBに圧力?をかける医院長。
何なんですかね、この糞展開は。

ついでにドナーの父親が海外にいたために、
移植手術は二日伸びたのですが、これに対して安堵し
「父親様々だねェ♪」と喜ぶ医院長……
この脚本家はこの展開で、視聴者に共感を得られると
本当に思ってこの脚本を書いたのかね??

そもそも冒頭の交通事故のシーンが不必要といっていい。
どこの親(視聴者)が自分の子の死を、
他人(医者)が喜ぶ描写を見たいと思うだろう。
ブラックジャックを全巻読み返せと言いたくなるわ。
ホント、不快感しか残らないドラマでした。


posted by にょん at 06:14| Comment(0) | 日々雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月28日

多文化共生へのアプローチ

最近はこんな超ド田舎でも、
外国人の方達が結構大勢いらっしゃるようで、
朝方自転車で集団爆走されてるのをよく見かけます。

普通に店先ですれ違えば「アリガトー」とか、
何語かちょっと分かんないけど取り合えず「邪魔に
なってますね、ごめんなさい」と言ってるのは伝わる。
言葉は通じなくても普通に商店主と笑いあってるし。

おそらく日本全国、どこでも見られる光景だと思います。
そんな風に地域に溶け込む外国人なら、
日本人は排斥したりしないし、きちんと向き合いますよ。
でも川崎や川口の問題は明らかに違いますよね?

    ーーーーーーーーーーーーー
■「精神病院に行け」発言認め謝罪…
日本クルド文化協会、デモでのヘイト発言を指摘 
「死ね」は空耳と否定

  (埼玉新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9897cfeb8b4c7b612ed73ef64fb1afd28357869d
   ーーーーーーーーーーーーーー

この言葉はヘイトで、この言い方は違うとか、
もうそういう細かいことはどうでもいいです。

多文化共生の研究者が「クルド人の置かれた苦しい
状況や背景を踏まえる必要がある」と言ってましたが、
気の毒なら不法滞在を容認し、公共の場で暴れたり、
地元民の安全な生活を脅かしていいとでも?
それはおかしな話でしょう。

それが例え一部の人達の暴挙だったとしても、
国対国では「同胞」という括りになってしまうから、
真っ当な方達には確かに迷惑な話だとは思いますが……
日本には日本のルールがあります。
彼らを取り巻く「背景・民族の苦しみ」は、
他国のルールを破ることへの免罪符にはなりません。

「郷に入っては郷に従え」という昔からの教えは、
それこそ「多文化共生」へのアプローチのひとつですよ。
日本人は昔からそれを「和の精神」として認識、
国の安定に活用してきた民族です。

そんな国にやってきて、
自分達の権利や要望ばかり主張したり、
ましてや犯罪や威嚇で地元民を押しのけようとする。
そんな態度では反発されるのも至極当然。

国によって外国人の受け入れ方は千差万別。
欧州ならこうなのにとか、理屈をこねても仕方ない。
ここは「日本」で「日本人」の国なんです。
この国の文化を尊重し、法や道徳ルールを守ること。
……それって、そんなに難しいことなんですかね?

※拍手・復帰お祝いメールを下さった方、
誠に有難う御座いました(*´ω`*)
角刈り様、
「歳を取ると、自分の馬鹿さ加減が良く分かる」
ええ、ええ、まさしくその通り!
でも歳を取らないと気づかないことも多々……
posted by にょん at 05:35| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月27日

医者の「正義」とは何なのか

最近、ずっと気になってたニュースです。
特にしばらく病院にいっぱいお世話になっていたので、
一患者として他人事とは思えません。

  ーーーーーーーーーーーーーー
■全研修医の約8割が辞表…
韓国医師“集団辞職”拡大で患者の被害相次ぐ 
「医師vs政府」尹大統領はどう収束するのか

  (FNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad75ac6ad9172b6a7720fd17b43a0cc0c178146d
  ーーーーーーーーーーーーー

昔は日本でもありましたけどね。
既得権益をめぐる医師会のストライキ。
でも向こうのは流石に規模と悪辣さが違う。
これは患者を「人間の盾」にしているのと同じこと。

結局、この騒動の元凶は、
「入ってくる収入を分け合う医師が多くなれば、一人
一人の収入が減る」から、
「厳しい学歴社会を勝ち抜いた彼らにとって、高収入は
当然で、既得権益を失うことは到底許せない」(同)
これに尽きるわけでしょう。

その闘いの場に救うべき「患者」の存在はなく、
あるのは「金」と「エリート権力」への渇望だけ。
でもまあ、らしいといえば実に「らしい」民族の構図。
いつも通り、与野党の政治政争の駒になってるし。

何しろ医師会の会長が、
「成績の低かった医師に患者だって診て貰いたくないだろ」
と言っちゃうくらいですからね。
ホントもう、笑っちゃうくらいのエリート至上主義。
でもそれを患者に押し付けるのは、
「医」に携わる者として完全に履き違えた行為です。

成績上位=医者に向いてる、じゃないですからね。
頭が良くても向いてない医師なんか勘弁だわ。
患者側が求めてるのは「理論だけ成績のいい医者」
じゃなく「実践的に患者と向き合ってくれる医者」であり、
医療に熱意を持っている医術者なのだから。

ちょっと疑問に思うのですが、
この辞表を出した人達は自分が重度の疾患に罹り
医者不足の病院でたらい回しにされたらどうするんだろ。
絶対納得なんか出来ないだろうにね。
それでも自分のやっていることは「正義」だと思うのか。

ナッツリターン姫みたいに「エリートなんだから先にしろ!」
とのたまうのは目に見えてるけど、
患者の立場に立たないと足元が見えないとは哀しい話。

どちらにせよ「これもユン政権の失策」と言う声もあり、
政府の強硬対応がどこまで続くか注目です。
もっとも人員が増えたとて整形外科あたりが増えただけ、
という「らしい」オチがつきそうではある……





posted by にょん at 05:39| Comment(0) | 海外の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする