2024年07月29日

何でもかんでも壊したい人々

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なぜ「女性の歌舞伎役者」は存在しないのか…
「男性ばかりの歌舞伎界」でいまも続く"女人禁制"という理不尽

    (プレジデントオンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf272fc7094fda1770fe402c0b59fb8680bf0af
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何でもかんでも壊せばいいってもんじゃないでしょ。

「伝統文化の継承」と「男女共同参画社会」を一緒択に考えるのは、

「皇室は時代に合わないから廃止」系と同じ思想の匂いがプンプンする。

これは宝塚を考えれば一番わかりやすい。

コメントにもあったけど、もしも宝塚歌劇団に男性が混ざったら、

それはもう「宝塚」ではなく、ただの劇団集団だよね。

「男女平等だから」とそんなものを望むファンがいるだろうか?

「女性だけ」だからこその宝塚なのに。

同じように男性が女性を演じる「女形」がいるからこその「歌舞伎」。

「伝統」とは言い換えれば「歴史」です。

時代に合わせて伝統を壊すのは歴史を蔑ろにするのと同じこと。

確かにそれなりのアップデートは必要ですよ?

例えば原点から派生させていくのも一つの手だと思うし。

だけど根本から壊す必要性はまったくないでしょ。

この記事には「理不尽」という言い回しが使われている。

「理不尽」とは「道理に合わないこと、あるいは矛盾していること、

筋が通らないこと」を指す言葉だ。

しかしどうにも「道理に合わない、筋が通らない」というより、

「既存の権利・利益を得られないのは理不尽」というニュアンス。

「壊すことが正義」な人達の主張のように感じられます。

※拍手パチパチ、ありがとうございました!

posted by にょん at 05:19| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする