2019年04月25日

嫉妬と劣等感について

日本人が嫌韓をするのは、日本の電子産業や文化産業が衰退しているのに、
韓国が上手く行って嫉妬しているからだ。
それで日本の嫌韓が更に酷くなった

これはさる韓国の反応サイトで拾ったコメントなのだけど、
こういう表現――にほん人は韓国人に劣等感があり、韓国の全てに嫉妬している――
というのが結構多くて本当に驚く。
冗談か、と思いきやどうやら本気発言らしい。

まさしく「ガラパゴスにほん、といたしましては」はああ~っ?としか言いようがない。

で、まあ、何に嫉妬しているかと言うと、
K-POPだったり、スマホだったり、ロウソクデモと呼ばれる真の民主主義?
だったりするわけだけど―――はっきり言って意味不明である。
まずは他所の国が上手くいこうがいくまいが、大方のにほん人には興味ない。
(不利益を直接被れば別だけど)

私はK-POPにも韓流ドラマにもまったく興味がないので、
それらがにほんで超大人気だと言われても「ああ、そうですか」としか言えないが、
別に韓流が流行ろうが、別ににほんの芸能界が消えてなくなるわけじゃなし、
(市場の大きさを考えれば当たり前だが)
どちらが上か下か優劣をつけて優越感に浸るなんて馬鹿らしい話。


彼等はにほんを政治後進国だと罵るが、
扇動デモで自国の大統領を引き摺り下ろした上、罪をきせ刑務所に送り、
左の大統領に挿げ替えた(そして現時点では失敗だった模様)
それが真の民主主義だとでも?

にほんの政治はのんびりしていて歩みが遅く、かなり苛々させられる面はあるが、
少なくとも首相が無作為に吊るし上げにあい投獄される事はない。
(犯罪を犯せば現職でも逮捕されるが)
甘い、といえば激甘だし、にほんらしい、と言えば実ににほんらしい呑気さである。

そう言えば「にほんは終わった国」「にほんは放射能で国土の70%が汚染され、
経済は衰退し、失業者が街中に溢れかえっている」なんてのも繰り返し目にするなー。
何故いつも70%?
いったいどこから出た数字なの?
街中に溢れかえってる失業者なんて見たことないけど。
それとも同じコメント部隊の書き込みなのか。


けれど今を去ること数十年前。
にほんのメディアは
「にほんは駄目な国、後れた国、」「西洋はすべてが凄い」の大合唱だった。
大方のにほん人はガッカリしたり「そうなのかぁ…」なんて思いながらも、
嫉妬したり劣等感に暴走する事もなく、黙々と自分達の仕事をやり続けてきたのである。
それが今に繋がっている。

韓国はにほんが長い歴史を持つ、古い国だという事を、根本的にわかっていないと思う。
ひとつの国が長く続いているという事は、それだけの積み重ねがあるという事だ。
後から振興国が追い上げてきたとしても、国の成長とはそういうものだと知っている。
そこに「嫉妬や劣等感」は無いのである。
しかもにほんは、人類史上初の二度核攻撃を受けた国であり、
未曾有の自然災害を経験した国であり、それを乗り越えてきた国なのだ。

これはちょっぴり誇っていい事ではないだろうか?


にほんの嫌韓が年々益々酷くなってるのは、
嫉妬や劣等感とかいう話ではなく、単に韓国側の嘘と条約破りと、
天皇陛下への侮辱、その他もろもろの度を越したヘイトのせいである。
それと「反日と用日」という胸糞悪い擦り寄りのせいだ。

そういえば今でもよく見られるコメントに、
「にほんは虎視眈々と朝鮮半島を狙っていて、いずれ韓国に攻め入ってくるだろう」
という、天地がひっくり返っても無さそうな事を平気で書いているけれど、
これは大陸人の思想――島国より大陸の方が上――によるものだろう。
島国は大陸に憧れを持っている筈、という思い込みというか願望である。

しかし残念ながら、豊富な海洋資源と防衛線を持つ島国国家は
隣国と地続きという不安定な大陸国家に羨望や野望など持ってはいない。
そして日帝は普通に手続きを得て合併したのだが、
何故か朝鮮に武力行使で植民地化した事になっているらしいので、
その辻褄合わせ…という面もあるのかも知れない。








posted by にょん at 22:17| Comment(0) | 日韓問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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