2019年12月10日

政治家は日本市民ではなく、日本国民を見よ!

麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」
https://bungeishunju.com/n/n171edbc7ec17?creator_urlname=m_bungeishunju

文藝春秋による麻生節炸裂の寄稿文です。
実に理解しやすい文章ですね!
麻生さんという人は実務的な頭の良さがあるなぁ。
理想論ばかりで現実に足がついていない政治家が多い中で
こういう人は本当に貴重だと思う。
「政治」というのは結局「人間同士の繋がり」から生まれる
わけで、日本市民では無く日本国民の方を向いていてくれる
政治家ならば、ちゃんと国民は支持するよ!!

野党が支持されないのは、国民の方を向いていないからだと
いい加減自覚してくれよ(……出来ないのかも知れないが)
日韓問題に関してはお読み頂くのが一番いいので、
(トランプさんと安部さんの一幕が実に面白いです)
私は一番気になっている最終章に着目したいです。
日本の実際の経済状況はどうなっているのか、という事ですね。

そもそも日本経済を支えているのは、都会の大企業ではなく、
地方の中小企業だというのは良く言われています。
途中で書かれていますが、田舎の個人商店でキャッシュレスを
入れると微々たる収益がぶっ飛んでしまうのですよね。
そこを考えずに国全体を「キャッシュレス社会に」というのは
どう考えて横暴でしょう。
一律に導入せよという世論は弱者切り捨てです。

さて、麻生さんの語る真実とは―――

1、日本は、世界中のものづくりの“もとのもと”を押さえて
いるという事実。

つまり金型であり、その金型を作る工作機械の分野で日本は
上位3社を占めています。
「日本人は、団扇を折り畳めるように扇子を作り出したような
民族です。大きいものを小さくするのが大の得意。」

あーこれは実によく分かりますね!
コンパクト化は日本人の大得意分野です。
麻生さんは環境問題への解決策としても、これから日本の
超精密加工の技術が求められる時代になると言います。

2、日本の“稼ぎ方”が変わったこと。
大手の日本企業はかなり海外へと工場を移しています。
つまり日本国内での生産高と貿易高は減少して、
景気が後退する事になってしまうのですが、
代わりに配当という形で日本に利益が入ってきます。
どこかで読みましたが、これは国の形態としては
後進国→貿易主体国→投資国……で当然の流れなのだとか。

「GDPも重要ですが、海外からの配当や利子、特許等使用料
などを反映したGNI(国民総所得)を忘れてはいけません。
日本は今、GNIが増えるような分野で稼ぐ国になっている。」


ふむ。
収入はそれでいいとして、内需が増えないのは問題ですね。
戦後にも大災害にも日本が倒れなかったのは、
国民性もありますが内需国だったのが大きい。
外資頼みが実に脆いのは今の韓国を見ていればお察しです。
私は移民政策には大反対です。
取り合えずの延命にはなるかも知れませんが、
根本的な解決策にはなり得ません。
やはり鍵は「少子高齢化」なのよね……
国民がお金を使っても将来が不安にならないような
そんな政策は無いものかしら??



posted by にょん at 12:38| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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