先日、お天気がとても良かったので散歩に行きました。
近くの港はひっそりと、ゆらゆら繋がれている小型船達は
午後の惰眠を貪っている感じ。
海って本当にいいですね(*´▽`*)
潮の引いた堤防では亀さんが甲羅干ししておりました。
お魚さん達が見えなかったのが残念。
コロナに疲れたら海を見にいらっしゃい。
潮騒は誰のものでもないので、いくらでも聞き放題ですよ!
それから近くの神社に参拝に。
石塔に文字が刻まれていたけど残念ながら読めませんでした。
取り合えず「全世界のコロナが早く終息しますように」と
お願いしておきました。
そういえば何故か神社の片隅に、
一人掛け用のソファが置いてあったんですよ。
ここで休憩して下さい、なのか、誰か捨てていったのか??
神聖な神社に捨てるなんて考えられない事ですが。
でも普通に周囲の景色に溶け込んるのが何だか面白い。
その後、そのまた近くの墓地を散策。
桜が綺麗に咲いていましたよ。
もう散りそうでしたが、今年の桜は本当に短かったね。
週末にお墓参りに見えたのか、
どのお墓も綺麗な花が供えてありました。
まあ、半分以上は造花なんですけどね。
南方の鹿児島は気温が高いので、
生花はすぐ駄目になってしまいます。
今は造花の中に生花を何本か混ぜて供えます。
昔と違って枯れた生花を捨てて帰れないものですから、
全部生花という墓は今時珍しいです。
昔の人は朝晩水替えに来れる程、近場に住んでましたし、
自宅のすぐ裏に先祖代々の墓所がある人も多かった。
今は年に数回これればいいくらいでしょう。
鹿児島は国内でも有数の生花消費県だそうです。
ほとんど仏花なんじゃないかな。
たくさん必要だから、庭の片隅とかで季節毎に
仏壇用の花を育ててる人が多いのよね。
母も毎朝、庭の花を何本か手折って仏壇に供えていました。
まれに畑の隅に花とバケツが置いてあって「ご自由にお持ち
帰り下さい」なんて紙が貼ってあったりする。
優しい風習だなぁと思います。
ぶらぶら歩いて回っていると「郷土偉人の墓」とやらが。
立て看板の説明によると(意訳、名前は忘れました)
「何某なる男の母親は大酒飲みで大変気性の荒い人間だった。
某は3回結婚したが、いずれも母親のせいで破綻したため、
某は4回目の結婚を諦めた。
しかし母親が死ぬまでその面倒を良く見たため、
何十代目かの藩主様が某に米俵15俵を贈ったという」
うーん……偉人……なのか??
まあ、そんな母親がいながら3回も結婚するとは、
唯の女好きだったんじゃないかという気もするけど(^▽^;)
昔の事だから「孝」は重要事項だったのでしょうね。
しかし米俵15俵とか、薩摩の殿様ってば太っ腹♥
ちなみにその墓所自体も藩の行政地跡だったようです。
古い生垣がそのまま残っていました。
こういう小さな歴史の跡を辿るの、大好きなんですよね。
2020年04月21日
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