■日本の子どもの幸福度は最低水準…自己肯定感を上げるには?
(TOKYOMX)
子どもの幸福度を測るユニセフ(国連児童基金)の調査で、
日本は先進国や新興国など38ヵ国中20位。体の健康の分野では
1位となりましたが、精神的な幸福度は37位となっています。
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健康で1位、幸福度で37位とは、これまた極端ですねェ。
でも確か大人の幸福度調査でも、世界ランクで下位だったな。
つか、これ「幸福だと思うか?」と聞いたのかしら?
個人的にこう聞かれたら、ちょっともよるわな。
そりゃー経済面、健康面、悩みは色々尽きないけど、
上を見ても下を見てもキリが無いし、
不幸ッ!て状況でもないし……「普通」としか答えられないわ。
だから多分、幸福か否かもし聞かれたら「否」になるかも。
「あなたの幸福度は100%中何%ですか?」だったら、
また違う結果になったと思うけどね。
ただ子供の幸福度だからねェ。
大人とはまた目線や価値観が違うと思うよ。
だって欲しいゲームが買って貰えなかっただけでも、
友達から冷たくされただけでも、子供時代には不幸でしょ?
大人なら「人生こんなもん」でやり過ごせることが、
世界の狭い子供には出来ないのだから。
15~19歳の自殺率が高いのは、世界に対するキャパが広がる
前に壁にぶち当たってしまうからだと思う。
そこをフォローするのが大人の真の役目なんだけどね。
ところでこの記事にはひとつ「うん?」と思う点があって↓
「例えば、八方美人は世の中的にはあまりプラスの意味で
使われていません(略)「人の顔色ばかり伺って、みんなに
迎合して」と言われれば八方美人もマイナスに捉えてしまう」
(同)
えっ(。´・ω・)?
世の中、八方美人の方が超評価されますぜ??
自己主張して他人と迎合出来ない奴は爪弾きですよ。
教師が喜ぶ「誰とでも仲良く出来て、明るくて、他人とうまく
合わせられる」優等生タイプそのままじゃないの。
この「誰とでもうまくいく」という点が高評価されるのねん。
八方美人という言葉自体はよくない使われ方でも、
和を重要視する日本では、八方美人的人物は勝ち組でしょう。
思うに日本人全般の幸福度が低いのは、
「減点主義」に原因があるのではないだろうか。
幸福度の高い国というのはまず「生きているだけで100点」
というあたりからスタートしてる気がする。
内戦してる国とかでも幸福度はわりかし高いからね。
しかし日本では「完璧な100点」からスタートして、
駄目な点だけを減点していく。
この方式だとトータル的に低い点数しか残らない。
幸福度が大人も子供も低いのはそのせいではないか?
そして記事にもある「自己肯定感」は、
減点される度に目減りしていく―――決して増えたりしない。
自分で意識してストップをかけない限り、だ。
開き直れる人間は自分で歯止めをかけられるだろうが、
周りに影響される人間にはとても辛い社会である。
昔、子供は7歳まで神様からの預かりものだった。
死亡率が高かったからね。
今は生まれた瞬間から「減点法」が始まる。
隣の子より歩き始めが遅いとか、オムツがまだ取れないとか、
若いお母さん達も知らず知らずに競争してる。
しかし比較社会で争わずに生きるのは確かに難しいと思う。
こういうのも大人、というか人生を知っている高齢者が、
率先して正すというか、「生きてるだけで100点」を
伝える役目を担ってるはずなんだがな。
親から理不尽に怒られた時、
おじいちゃんやおばあちゃんが「○○ちゃんはいい子だよ」
「ちゃんと知ってるよ」と元気付けてくれるように。
2020年10月27日
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