2021年02月13日

「我が心よ、折れるな」

■中国、BBCワールドニュースの国内放送を禁止、
   ウイグル報道など受け

    (BBC)

ドミニク・ラーブ英外相は中国当局の決定について
「メディアの自由を損なう、受け入れられないもの」
「国際社会における中国の評判を傷つけるだけだ」
などとツイートした。


   ―――――

「ウイグル女性が収容所で組織的なレイプ被害を受け
ている」という証言報道に対する報復措置ですね。
中国の評判~みたいな言い回しが実にブリカスっぽい。
日本政府もこのくらいの皮肉を言えないもんかね。

ちなみにBBCの声明↓

「BBCは世界で最も信用されている国際報道放送局で
あり、世界各地のニュースを公正公平に、誰にひるむ
ことも肩入れすることもなく伝えている」


確かにひるむことなく喧嘩を売ってるよねww
公正かどうかは知らんがな。
まあ、4枚舌の国ですしお寿司。
いつぞや駐英大使をスタジオに呼んで、ウイグル人の
強制収容ビデオを見せた心意気には賛同する。

それより吃驚なのがコレですよ!↓

「中国は法治国家であり、人権は憲法で保障され守ら
れている。そのことは法制度に盛り込まれており、
政府はその法制度の下で機能している」

       BY 中国外務省

……中国が法治国家……人権が保障……(;゚Д゚)

開いた口の中に虫が飛び込みそうな勢いです。
RecordChinaの方にも同じ記事が上がっているけど、
その日本コメの方に↓
「発展する中国が癇に障るので、人権とか、ウィグル
とか……角度を変えて攻撃しているだけ」だと。
流石、大朝鮮。
なるほど、マインドが一緒だな。

2019年にBBCがウイグル収容所の「再教育施設」を
訪問したルポがある。
その一節。

入所者たちは全員、新疆ウイグル自治区で最大の、
イスラム教徒主体のウイグル民族だ。
自分たちのことを「過激思想にかぶれていた」と言い、
自発的に「考えを改めよう」としていると話した。


これを読んでどう感じるだろうか。
私は凄く哀しいと思った。
きっと血反吐を吐く思いだったに違いない。
自らの宗教を否定しないと生存出来ないなんて。

撮影した映像には、ウイグル語で書かれた落書きが
いくつか映っていた。私たちはあとでそれを翻訳した。
「ああ、我が心よ折れるな」と書かれているものが
あった。
(同)

ウイグルでは子供だけを親から引き離し、
寮生活させながら宗教・言語・文化風習を再教育して
いるらしい。
同時にウイグル女性の不妊政策も進めているから、
半世紀もたたずに民族浄化が進んでしまうだろう。

清水ともみさんの漫画を読んで欲しい。
いや、日本人は全国民読むべきだ。

ウイグル漫画で検索すれば、すぐ見つかるよ。
無料で読めます。

posted by にょん at 04:09| Comment(0) | 海外の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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