2021年03月23日

古墳における不都合な事実

■朝鮮半島最大の古代の墓、開けた直後に閉じた理由は
    (ハンギョレ)

長鼓峰古墳から九州の古墳と瓜二つの構造と鉄鎧の破片や
鉄の矢じりなどの武器類が埋められた事実が確認された
のは、韓国国内の学界に負担になり得る。
日本の右派学者が再び任那日本府説の根拠にすることが
あり得るという懸念まで出ている。


   ――————————

というわけで、せっかく掘り出した古墳をまた埋めると
いう、学術的冒涜行為が隣国では行われたようです。

朝鮮半島で最大の古代の単一の墓が、新年の始めに
ついに開かれた。考古学者らは5~6世紀の日本の古墳と
そっくりな墓の構造に驚き、すぐに土で覆われ再び
埋められてしまったことにがっかりした
(同)

そりゃガッカリもするでしょうよ。
貴重な研究資料発掘のチャンスだったろうに。
韓国にも志を持つ、真っ当な学者達はいるみたいだが、
ハッキリ言って生まれる国を間違えたね。
古代史は特に、冷遇されてる学問だそうだ。
彼等の望む歴史と余りに違い過ぎるのがその原因。

「韓国国内の学界に負担になり得る」って……( ̄д ̄)
何で古代史にまで、現代の政治観念を持ち込むの??
古代に右も左もあるもんかい。
証拠は証拠として、まず受け取る。
そして客観的事実をあらゆる角度から検証する。
これが本来、歴史学者がやるべき仕事でしょう。
それだけのことを何故出来ないのだろうか。
ホント、理解出来ないわ。

外形、構造、遺物などを当時の情勢とともによく調べな
ければなりません。民族主義を越え古代人の観点まで考え、
開かれたものの見方でアプローチしなければなりません」

(ソウル大国史学科クォン・オヨン教授)

この「古代人の観点で考える」という学問に一番必要な
「想像力」というものが彼等には欠けているんだね。
だから「慰安婦」も当時の観点ではなく、現代の観点から
(女性問題とか)裁こうとするんだな。
あと、やっぱり漢字を捨てちゃったのが一番の失敗かね。
周辺国の文献も読めないから、相対的な研究が出来ない。

日本の古墳群の方が、年代も数も桁違いに古くて多いし、
海岸一帯に10基存在……ということは、九州北部から
半島南部にかけて倭国式の文化圏を持つ集団がいたのは
間違いないと思う。
今と同じ国境線で古代は語れないからね。
船で列島と半島を行き来してた海洋民族だったのかな?
う~~ん、ロマンだ(≧◇≦)

倭国には南に隼人、九州中央に熊襲、北海道に蝦夷と、
多種多様な民族集団がいたからね。
そういう一つの長の墓だったのかも。
この記事の感じだと、墓に埋葬された人骨はなかった?
見つからなかったのか、盗掘された後だったのか。
残念ですね~あれば世紀の大発見だったのに。
(もしや……破棄された可能性もあったり……??)
posted by にょん at 00:24| Comment(0) | 日韓問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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