■息を潜め外をうかがう人々、ミャンマーで治安部隊が
市民80人超を殺害
(ロイター)
ミャンマー・ナウは「治安部隊はあらゆる人影の向かって
撃っている。これは大量虐殺のようなものだ」というデモ
主催者のコメントを伝えた。
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国政に国民は何を求めるのか。
私はまず「安全と平和」を求めたい。
銃撃戦や犯罪行為やテロに怯えない日常だ。
今の日本はその面では実に及第点だと言えよう。
収入が増えても、街に犯罪者が横行しては意味がない。
何やかんやと文句を言いつつも、
まだ警察に対する信頼感がこの国にはある。
自衛隊に対する感謝の念もちゃんとある。
これは決して失ってはいけない国家的美点である。
なぜなら世の中には国軍が守るべき国民に向かって
躊躇せず銃を撃ち放す国もあるからだ。
ロイターは国軍を「治安部隊」と言ってるが、
唯の反乱軍だよね、これ。
ミャンマー国軍の一方的な攻撃は、
とうとう抗議デモ参加者をバリケードごと吹き飛ばし、
重火器で惨殺するまでになってしまった。
しかも国境近くの少数民族武装勢力が、不利な市民側に
武力支援をするという非常にまずい展開になっている。
万が一、少数民族勢力が権力の座につけば、
今度はまた別の内戦が勃発することになるだろうね。
まさしく絵に描いたような泥縄状態……
日本はかなりの経済援助をしてきた国だそうだ。
それなのに何故見て見ぬ振りをするのか?
中国への忖度かと思いきや、
どうやら日本政府はODAビジネスによって、
ミャンマー国軍と経済的にズブズブなのだという。
なるほど……官僚共が保身に走っているわけか。
それが口を噤む理由ならば、情けないことこの上ない。
国連が介入するのも無理だろう。
結局、どちらの背後にも中露が見え隠れするから。
この二国が常任理事国の国連にはほとんど意味がない。
今の世界の構図は狂ってるよね。
そういえばミャンマーの軍事法廷は、国軍関係者2名を
死傷させたとして、民間人19人の死刑判決を言い渡した。
……軍は民間人を700人以上無差別に殺しているのに。
ついでにこの虐殺の続報では↓
犠牲になった家族の遺体を引き取って埋葬を希望する市民
に対して、国軍が「現金を支払えば(遺体を)返還する」
として金銭を要求しているとの情報(Newsweek)
なんという非人間的な仕打ちだろう!
日本に出来ることは今すぐ国軍への経済援助を絶つこと。
それすら出来ないなら、中国と相対することなど無理な
ことだと世界中に思われるだろうね。
ほとんどの家族が郊外に避難してしまった為、
犠牲者の遺体は置き去りになったままだという―—――
2021年04月13日
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