なぜ争うのか？……日本のため息

■「J-POPはなぜK-POPに完敗したのか」…日本のため息
　　　　　（朝鮮日報）

徐氏は「韓国はアジア通貨危機直後から世界市場を狙って
戦略を練ってきた」として「5000万の人口では内需だけで
高収益は望めない。日本と比べてCDなどの市場が圧倒的に
小さいため」と分析した。

　　　　　――———————

これねェ、ちょっと面白い記事なんだよね。

最近、日本のエンターテインメント業界で最も関心を集めて
いるテーマは「Kカルチャー（韓国文化）」だ（同）

と、いきなり飛ばす朝鮮日報ｗｗ
あら、そうなの？
元ネタは「韓国エンタメなぜ強い」という日経の特集で、
日本人4人、韓国人1人へのインタビュー記事。

上↑の文章は韓国人の発言で、

「日本は『作品は監督のもの』と考えるが、韓国では
映画を独立した存在とみなし、批判すべき点を自由に
批判する（略）韓国の厳しい社会の雰囲気の中で「正しさ」
「正直さ」を守る映画が誕生し、見るのは日本国内のファン
だけになった日本映画などとは異なり、韓国の作品は海外で
良い評価を受けるようになった」

等々、日本人側は大絶賛。
なぜか韓国人だけが即物的な分析してるという展開に。

「政権や財閥の腐敗、競争社会のネガティブな面から目を
背けずに描いた姿勢が実を結んだ」（同）

これって「パラサイト」のことかな？
そういえば朝鮮日報は「パラサイト」のことを、
「世界の文化の頂点に立った韓国文化」と書いてるね。
いや……頂点はないんじゃないカナ～…頂点は(汗

私はJ-popにもK-popにも興味はないけど、
韓国映画は割と好きなの。
ざらついた独特の質感がいいと思う。
邦画は比べて薄味、あっさりしてる感じよね。

日本のエンタメというのは、映画にしろアニメにしろ、
完全内需向けであって、まず韓国とは出発点が違うでしょ。
J-popなんか特にそう。
握手付きのCDとか、日本でしか無さそうな戦略だし。
そもそも他国はCD自体を売ってない……

日本の場合は「コレクター」的な意味合いが大きいね。
音楽聴くだけならネットで落とせば言い訳で、
ジャケットやオマケを重要視するオタク気質からきている。
そこが極端なのも国民性かｗｗ

だからこそ、韓国は日本市場に乗り込んできてるわけで、
それで勝ったの負けただの言われても困るわなァ。
仲良く……なんて選択肢はないが、争うのも無駄。
甲乙しかない人達に、こちら側はため息よ。

関係ないけど、韓国ってk-pop以外の音楽ジャンルって
どうなっているの？
演歌？はまれに見るけど、ロックとか、ヘビメタとか。

日本だとバンドブームが一時期凄かったけど、
向こうでもそういうブームがあったのかね？
フォーク系も全然聞いたこと無い気がする。

オタク気質といえば、日本のファンはそもそも、
「アイドルの成長過程を応援する」のが最大目標でしょ。
どこかで言われていたけど、
「日本は未完成品に、韓国は完成品に評価を置く」
というのは正しい言葉だと思うわ。

実はこれ、他の文化面にも当てはまるの。
日本は出来たものをわざわざ壊して接いだりするね。
古びたものを愛でる「詫びさび文化」もそう。
中韓だと金ぴかピカピカで終わるからｗ

ちなみに周りには韓流好きもジャニーズ好きもいるけど、
どちらが上か、どちらが売れているかなんて、
気にしてる人は皆無だけどね～。
寧ろ売れてないと応援に熱がこもるらしいです、はい。

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