2021年08月10日

古きものと新しきもの

少し前の中国メディアで、
「日本を旅行する中国人は、日本という国に古き時代の
郷愁を覚えるようになった」という記事がありました。

中国では廃れた文化が、今でも日本には残っていると。
一例として「下駄」があげられていましたが、
「中国ではすでに失われた過去の遺物も、
日本では魔改造され現在でも庶民に使用されている。
故に我々は日本という古い国に郷愁を覚えるのだ。
我が国も、もう少し古い物を大事にしよう」
意訳ですが、まあ、こんな感じ。

論調としては「もはや中国は最先端の国になり、
反対に日本は立ち遅れた古い国になった」でしょうか。
立ち遅れているかどうかは別にして……
古い国になったのは本当ですね。
何しろ建国してから1300年以上経ってますから。

個人的に、私はこの記事を読んで嬉しかったですよ。
中国人が郷愁を覚えるほど、我が国には歴史と文化が
残されているのだなぁと思って(´∀`*)

中国人も韓国人も勘違いしてるよね。
易姓革命の弊害でしょうか。
彼らは古い物を壊すことが「先進的」だと思ってる。
より新しい物が、古い物より価値があると思ってる。
違うんだなァ。

壊し、捨て去ることは一瞬で出来る。
しかし、それを温め、使い勝手がいいように進化させ、
大切に千年以上も維持し続けること……
これは想像以上に難しいことだ。
日本人は意識せず、普通にそれをやってのけている。
それってもっと誇っていいことだと思うのよ。

https://youtu.be/A3yBbB-4eTU

このオメガのCMは本当に美しい。
日本の古き良き伝統文化がギュッと詰まってる。
中韓風にいえば「立ち遅れた古い」文化ですが。
それでいながら遠い小惑星へ探査機を送り、
サンプルを採取し地球へ帰還できるような技術もある。

古きものと新しきものが共存する国……
ありそうで中々ありませんよ、こんな国。
日本の良さはこの独自の世界観にあります。
1300年も国が存続出来たのには理由があるはず。

日本はこのまま独自路線を突っ走りましょう。
固定観念に固執することと、
良き伝統を守ることは違います。
世界と同調するだけが国の在り方ではない。
posted by にょん at 05:34| Comment(0) | 日本文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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