■タリバン、全国民に恩赦「女性も政府に」融和狙う
(共同)
タリバンは首都カブールを制圧した15日、女性の権利を
尊重する方針を表明。2001年に崩壊した旧タリバン政権
時代の圧政逆戻りへの懸念を払拭するアピールを始めた。
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カプール空港での惨事に絶句しました。
まさか離陸する飛行機にしがみ付くなんて。
果たしてタリバン再支配でアフガンに平和はくるのか?
こうした懐柔姿勢がタリバンの原理主義的な思想の変化を
意味するのか、懐疑的な人は多い。すでに婚姻の強制や
女性職員に対する差別が報告されている。
男性にはひげをそることが禁止されたという。
(Bloomberg)
必死で逃げ出そうとする市民の恐怖がすべてを語る。
表向きは国際社会からの支持を得るため、
あれこれ策を打ち出す振りはするでしょうがね。
末端にどこまで浸透するのやら。
要は上層部がどれだけ組織を制御出来るかって話。
勝利の余韻が切れて経済という現実問題にぶつかった時、
怒りの矛先は一体どこへ向かうのか。
恐らく一般国民と外国人でしょうよ。
DNAまで浸み込んだ宗教観が、
20年やそこらでそう簡単に変わるわけが無い。
いずれ穏健派と強固派で内紛になるんじゃないかな。
周りを見渡せば女性たちの恐怖に怯えた顔と、女性を憎み、
そして女性が教育を受け、働き、自由を得ることを否定
する男たちの醜い顔ばかりが目に入る。(略)
彼らは私たちの側ではなくタリバンの側に立ち、その力を
さらに強大化させている。(クーリエジャパン)
カブールで住民が所有する武器の回収を始めるなど、
治安維持と同時に反抗の動きを封じる動きを進めている。
(略)住民の間では、タリバンはガニ政権に協力した人物を
個別に訪問しているとの噂が流れており、恐怖政治再来への
不安が広がっている。(産経)
……嵐の前の静けさだね。
タリバンとて前回の轍をむざむざ踏んだりはしないだろう。
2021年08月18日
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