久しぶりに某月間少女漫画雑誌を見て、
ちょっと吃驚しましたわ。
まず表紙がキラキラ系になってて吃驚。
ほら、コスメ系雑誌でよくある風のアレね。
タイトルロゴさえ見つけづらいやつ。
次に「ああ、特集の増刊号か」と思ったほど、
絵柄の見分けが付かない作品が並んでいたこと。
ファンには見分けがつくんだろうけどね。
一見さんにはさっぱりだよwww
そりゃあ、いつの時代にも人気が出た作風には
追走者が出るものさ。
CLANPが流行ってた時代には、
似たような作風の作品で溢れかえったからね。
しかしここまで酷いのは久々です。
編集部の戦略とはいえ「個性」という単語に
対して小一時間……
そして一覧を見てて「何が似てるのか」考えたら、
男の子の描き方がほぼ一緒なんですわww
髪型とか立ち姿とか。
これが読者受けする相手の理想像ってこと?
そうだとしても、もう少し描き分けろよ。
確かに元々少女漫画は少年漫画と比べて、
やはり少女(自分自身)への掘り下げ幅が大きく、
少年(外側)はアイコンでしかないのですが。
それにしても昔はもっと個性に溢れた雑誌だった
のだがなぁ……(´-ω-`)
セーラームーン・さくらあたりが1900年代で、
2000年代からはずっとこういう傾向みたい。
変だよねェ。
出版業界は「時代は多様化!」と叫びながら、
やってることは全く真逆だよ。
昔は少女漫画で男性も描いていて、
尚且つ受け入れられていたもんだがな。
ポリコレ世代では無理なのだろうか。
それとも細分化されたせいで、こうなったの?
ちょっと行く末を憂いてしまう事態である。
ベルサイユのばらとかエースを狙えとか日出処の天子とかエロイカより愛をこめてとかアラベスクとかとかそれこそ遥か昔の作品ばかりですが
あ、セーラームーンも読みましたね
私がそれらから受けた印象は大きく二つかな
少女漫画の方がませているというか大人な面がある、同時に恋愛方面の比重高い、です
全体としてはかなり高評価な印象でした
まぁひねぶとなのが多いし、それこそ厳選したものが殆どだったので評価が高いのは当たり前かもしれませんが
少年漫画もトップ層だけを見れば佳作は多いので、やはり方向性が違うだけなのかもしれません
絵柄については、2000年代くらいは一つの転換点かもしれません
その頃から少年漫画もアニメも絵柄が変わっている気がします
トータルで言えば、劇画調または写実性がなくなり、よりデフォルメされたものになっている気がします
勿論漫画は日々無数に発行されていますので、一概には言えませんが全体傾向としてそういった流れがあるかと
背景にはCGが普及したアニメと漫画がPCで描かれるようになったこと、等も大きいのではないかと思います
あと、キラキラなのは、、、
なんでしょうね、地味顔の女の子がイメージとギャップのある激しい系のダンスやってたりとか、そういったのと近い気がします
まさに世代のギャップがあるので、そういったギャップはなかなか慣れないというかw
現状では女性系の漫画は男性系のものに比べ、性関係の描写や内容への倫理観について規制が甘いと思います
そこらも単純な規制自体には反対の立場ではあるのですが、一度見直すべきだと思っています