2022年06月20日

「名誉ある撤退」は絵空事

■ラヴロフ外相「ロシアは清廉潔白ではないし
恥じてもいない」 BBC単独インタビュー

  (BBC)

引用元
https://www.bbc.com/japanese/61835878

例の「ヒトラーにはユダヤ人の血が流れている」
発言で、イスラエルを激怒させた外相ですね。
インタビュー内容は相変わらず、
「ロシアはウクライナに侵攻していない」
「ロシアはウクライナを脱ナチス化している」
「国連は西側に騙され圧力をかけられている」
と自国擁護一辺倒。
ある意味、まったくブレないのが凄い。
流石の旧ソ連は格が違った。

面白かったのは、BBCが東部分離派に現地取材を
何度申し込んでも拒否されたというくだり。

もし本当にジェノサイドがあったのなら、
ルハンスクやドネツクの分離主義者たちは、
私たちにそこで取材してほしいと思ったはずだと、
私は言った。
なぜ私たちは入れてもらえなかったのかと、
私は尋ねた。
「分からない」。ラヴロフ氏はこう言った
(同)

これは確かにおかし過ぎるでしょう。
外相は冒頭でこう言っている。
「我々は特別軍事作戦を宣言した。
西側に説明する手段が他に全くなかったからだ」
………おやぁ??(・∀・)
話が矛盾してませんかね。
なぜ一番効果的な宣伝方法を無視したの?
なぜかしら、なぜかしら。

そういえば維新の鈴木宗男氏が、

「自前で戦えないのなら潔く関係諸国に停戦の
仲立ちをお願いするのが賢明な判断。
名誉ある撤退は人の命を守る上で極めて大事」

と発言してましたが。
「名誉ある撤退」て……。
それがどんな結果をもたらすか想像出来ない?
侵略されてる側がどこに撤退出来るというのか。
絵空事もいい加減にして。
撤退出来ないから死に物狂いで抵抗してるわけで、
撤退言うなら攻め込んだロシアに言いなさいよ。
どう考えても、そっちの方が筋だろうに。

これ、ウクライナを日本にかえてみりゃいいわ。
相手は当然中露だね。
今のところ、日本も自前では戦えない。
そして日本は島国だから国民に逃げ場なんて無い。
そうなったら大国に逆らうなんて馬鹿はぜず、
国を明け渡しましょーと鈴木氏は言うわけだ。
最早、維新てのは売国奴を超えた何かだな……


posted by にょん at 00:40| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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