2022年11月23日

「群集はどこにいたのか」

■「国家はどこにいたのか」
梨泰院・転倒事故の遺族ら“真相究明”と政府や
尹大統領の“謝罪”求める

   (日テレ)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c454ed5b8ab6e0a5f5847c0ae9aaff299c9690

徹底的に事故の真相を究明すること、防止策を
講じるべきだった全ての責任者を漏れなく
調査し責任を問うよう訴えました
(同)

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「セウォル号」になるのだろうなぁ……
と思ってたら、やっぱりなってた。
外から眺めれば、これ以上事故の真相とやらは
出てこないだろうし、自治体の責任はあると
しても「国家のせい」には無理があるでしょ。

私は真に犯人を捜すとするなら、
「群集心理」だと思いますけどね。
事故前に「この先は詰まってるから引き返せ」
と複数人警告しているわけですよ。
確か交通整理していた警官も一人いたよね。
その声を聞き、引き返した人は難を逃れた。
耳を貸さず、もしくは何も考えずに、
群集の波にそのまま流された人が難にあった。
「責任者を漏れなく」なら、その場にいた群衆
そのものも責任を問われるべき事故だと思う。

到着した救急隊を動画を撮ってて動かず、
救助活動を妨害した群集の罪は?
被害者の遺品を火事場泥棒した人間の罪は?
お国柄とはいえ「被害者側になる」一辺倒では、
再発防止にもならないでしょうに。
この「防止策を講じるべきだった全ての責任者」
には、当時そこにいた民衆も入るわけで。
「道路が陥没した」とかなら行政側の責任ですが、
群集心理で集まった挙句の事故ですからね……

「自己責任」では片付けられないが、
さりとて「大統領は謝れ」は違うんじゃないの。
これでまた5年くらい引っ張るのかしらね。
「セウォル号」の教訓はまったく生かされず、
見ていて実にモヤモヤする事件です。
posted by にょん at 01:09| Comment(0) | 海外の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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