2022年11月28日

漫画にはポリコレ臭がない

■なぜいま海外で日本のマンガの売上が
爆発的に伸びているのか? 
欧米の出版関係者が語る“その熱狂”

  (クーリエジャパン)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37b39669b680c68350f086488b0c0cbe96a4fce

こうしたアニメの原作が大半はマンガである
ことに気づいた。しかも、これらの作品は
単行本が何十巻も続いており、
お気に入りのキャラクターの世界が延々
と展開しているのだ
(同)

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この「キャラの世界が広がっていること」が、
漫画が受け入れられてる要素の一つかもね。
アメコミのように既成キャラを数人で描くこと
の方が日本じゃ珍しいから。
ほとんどが創造主(作者)だけの世界でしょ。
おまけに底なし沼より果て無く深い。
無いジャンルはないと思われる。
もし無けりゃ同人で作ればいいんだしwww

後、フルカラーに比べて白黒で圧倒的に安く、
ボリュームがあるって点かなぁ。
質量による満足度の違いはあると思う。
それとやっぱり「ポリコレ臭の無さ」だろうね。
少なくとも漫画には
「黒人をもっと出せ」とか、
「同性愛者に権利を」とか声高に叫ばなくても、
すでに普通に浸透しちゃってる世界観がある。
つまりポリコレを超えちゃってるわけですよ。
日本人からしたら「今更ぁ?」ってとこ。

「萌え」とか「男の娘」とか、
日本人独特の感性ってあるじゃないですか。
私はこの「誰も傷つけない」的概念が好き。
オブラートに包んで感性を守るみたいな?
「萌え」みたいな「あやふやでふっわふわ、
でも何となく理解出来る」共通観念があるのは、
日本が「春はあけぼの……」の国だからかも。
「霞みたいなのが、何だかグッとくるのよね!」
って清少納言の姉様も言っておられます。

この世界が大声で主張する者勝ちだとしても、
一歩引いて「ふっわふわ、ゆっるゆる」の
世界観を持つ国があってもいいじゃない。

posted by にょん at 00:56| Comment(0) | 日本文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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