2022年12月13日

増税は「国民の責任」か?

■「庶民に血を流せと」 首相
「国民の責任」発言にネットで批判

   (毎日)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9250e92a06b2016161335093974bc4b957435e

責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が
自らの責任としてその重みを背負って対応すべき
ものだ」と発言。
(同)

   ――――――――――――

私は防衛費増額は絶対必要だと思うし、
国民もそれなりの痛みを請け負うべきと思っては
いるが、岸田さんのこの発言はその前提となる
「国家が国民を守る」という根本を無視するもので
(増税)責任を国民に丸投げしているに等しい。
つまり「国を守りたかったらお前たちが金を出せ」、
よもや首相に国民が脅される日がこようとは。

つくづく言葉選びとタイミングを間違える人だね。
周りに碌なブレインがいないと見える。
なぜ「増税」ありきなのだろう。
その前に出来ることが山ほどあるだろうに。
私は国債で構わないと思う。

有事前の緊急時であり、有事が起こる、もしくは
その兆候が起こってからでは間に合わないのだから、
災害と同じく、特別会計枠でいいはずだ。
そもそも積み上がった借金の前に「今更?」である。
(ちなみに6月時点で1255兆円)

「国民には負担をかけず」と言ったはなから、
「安定した財源が不可欠だ。国債でというのは未来の
世代に対する責任として取り得ない」と言い出す。
言動に一貫性が無さ過ぎないか?
どうにもこの人は財務省のポチ臭が酷い。
国が無くなったら「未来の世代」も糞もないんだけど。

なぜ責任ある財源=増税なのか。
余りにも説明不足だ。
増税で再び景気はどん底に落ちるだろう。
経済が弱ると侵略は益々加速する。
国民に易々と責任転嫁する前に、
まずはきちんと理論的に理解を求めるべきだ。
posted by にょん at 23:38| Comment(1) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実際財務省の影響ははっきりあるんでしょうが
それ以前に、岸田首相は言葉の選び方や人の感情の読み方などが本当に下手だと思います
私も防衛費の増額には積極的に賛成ですが、ではその財源をどうするか、ここで所謂保守系の人も意見が分かれるところでしょう
ここで、例えば5兆増額の内、これだけは国債で賄いこれだけは支出を削り、でもこれだけは足りないので一人頭で〇〇円のご協力をお願いしたい、とか何故言えないのだろうか
負担増を言う前に、今回これだけ努力した、といった努力実績を示さずに何故一方的な負担増だけ言うのだろうか
例えば在日外国人への生保は一切禁止します等の支出削減や、省エネ賦課金の見直しの様な負担軽減策を同時に行えば反発は半減する
下世話な言い方だが、何か負担を負わすならそれなりの懐柔策を考えるのは当然ではないのか
それとも防衛は国民の為であるので、当然受益者である国民が負担すべき、という様にそこだけ切り離した他人事の認識なのだろうか
岸田首相の政治を見ていると、政治の世界だけ時間が50年巻き戻り、昭和の時代に戻っているように感じる
また対中はじめとした世界観や半導体などの技術の話などについても昭和の認識の気がしてならない
そして今、茂木・木原・小泉・河野、等を見れば、本当に政治家に人がいないと嘆かわしいというか恐怖を覚える
Posted by もう生理的にムリ at 2022年12月14日 13:55
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