2022年12月18日

やっと出発点に戻った日本

安保三文書が閣議決定しましたね。
これから10年に渡って日本防衛の指針が変わる、
まさしく国の大転換期といえましょう。
国内世論も喧々諤々ですが……
個人的には「支持」なのですけど、
ただ財源問題がクリアにならないうちに、
政府が急遽閣議決定に走ったことに違和感あります。

これは…台湾有事か尖閣有事か、
何か重要な情報が入ったのではないですか?
国民には開示されない緊急案件が。
南西部隊の自衛隊倍増は分かるのだけど、
「今回の閣議決定が、国会での十分な検討や国民的
議論を経なかった(琉球新報)」のは、
そんな悠長なことを言ってる状況ではなくなった、
そういうキナ臭さを感じさせますね。

「反撃能力保有が周辺国に無用な緊張感をもたらす」
「日本は再び軍事大国を目指している」
何言ってるの。
順番が逆でしょ。
周囲が軍事大国化したので対応せざるなくなった。
先にEEZにミサイル撃ち込んだり、漁船を威嚇たり、
領域侵犯してる国に言われる筋合いはない。
「軍靴の足音」を響かせてるのは周辺国なのだから。

どちらにしろ日本は日米安保に縛られているので、
自分達から仕掛けることは決してありませんが、
相手に「やるなら反撃するぞ」と明言したことは、
今後のために超重要だったと思います。
まずは「やっと出発点に戻った」と考えるべき。
ここを始点に外交的努力をすればいいのです。
まずは対等な立場に立たないと何の力も持てない。
戦後の日本が学んだ痛い教訓だと思うけど。
(金だけ出して何の権利も得られなかった)


posted by にょん at 02:34| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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