2022年12月31日

日本は多種多様な雑草文化

■「このままでは世界に通用するアーティストは
出てこない」
Kポップに席巻される日本の音楽業界の"暗い未来"

  (プレジデントオンライン)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af457145d8b545f499360cebd965c5b06eca596?page=1

日本の場合はなまじ国内での売り上げがそれなりに
維持されてきたことから、海外デビューするという
モチベーションがない
(同)

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私はK-popにもJpopにも興味がない人間なので、
こういう記事を見るといつも疑問に思うのだが、
どうして「海外デビュー=勝ち組」なのかと。

普通に「国内で売れたい」が一番のモチベでしょ。
自国語で作って、自国で歌ってるのだから。
どこの国だってそう。
その上で「海外に打って出るのも良し」だと思う。
さもなければ、最初から英語にするべきで。

韓国の方は元から海外狙いという、
特殊な立ち位置なのに比べるのもおかしくない?
ここにも「日本=ガラパゴス=悪」理論があって、
毎度のことですが、ガラパゴスの一体何が悪いのか、
私には本当に分からない。

一昔前は「欧米に比べて日本の音楽シーンは~」
なんて記事が溢れていた気がしますが、
最近は「K-popに比べて日本の音楽は駄目駄目」
という記事ばっかりなのが不思議。

「韓国メディアの物差しは日本」とよく聞くけど、
実は日本メディアの物差しも「韓国」なのよね。
何でスケールダウンしたんだろう。
ついでにアジア圏の国と比べないのは何故かしら?

そして何故いつも「ポップ」とだけ比べるのか。
だってロックとかフォークとか演歌とか、
音楽シーンは多種多様のはずなのにな。
この記事でいうなら「ポップで勝てなければ
日本の未来は暗い」らしい。

現時点でビジネス的に捉えればそうかも知れない。
でも文化として捉えるなら、日本の多種多様さは
濃い土の上に育った雑草(外来種も受けいれて
混ざり合った)のようなものだから、
育て方次第では超大輪に咲くと思う。
チャンスは多分そこにある。

posted by にょん at 03:43| Comment(0) | 日韓問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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