■福田康夫元首相
日中 互いに軍備を強化しあう関係でいいのか
(毎日新聞)
引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6f5efea6cec368031bdf6f0476a4ec5fa7d5f0c
それで両国は幸せになれるのか、それで日本は
やっていけるのか、と問うておきたい」と
語った(同)
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そもそも論として、ですね。
日中の軍事バランスに超えられない壁があるのに、
「互いに軍備を強化しあう」という認識が
まずおかしいと思うのですよ。
向こうは「核持ち」こっちは「丸腰」、
「侵略者」と「専守防衛国」、
大人と子供くらいの差がありますね。
随分なハンデじゃないですか。
今やっと「敵基地攻撃能力保持」が明記されて
「致命的な一発をもらう前に叩ける力」
つまり抑止力の第一歩が始まったばかり。
この不均等さを前提に考えるべきでしょう。
「中国も、やみくもに日本と戦争しようと考えて
いるわけではない」
なら何をしに尖閣に来てるわけ?
何のために日本の漁船を脅かし続けてるの?
中国が「太平洋を二つに分けて統治しよう」と
アメリカに提案した話は有名ですね。
やみくもではないが「チャンス到来なら即座に」
ということだと思います。
日本はそれに備えなければならない。
中国もアメリカもしたたか。
残念ながら日本の小粒な政治家では、その両国と
ガッツリ渡り合っていけそうにはありません。
この状況は韓国も同じようなものなのですが、
もし違う点があるとすれば「国力の底力」かと。
伊達に1300年も国が継続しているわけではない。
割と本気でこの国は「不沈空母」だと思います。
問題はその不沈空母をどう生かすか。
どう未来につなげていくか。
どこまでもアメリカの盾(金の生る木)となる?
中国と密約を結ぶ(そしてすぐ破られる)?、
いっそのことスイスのように永世中立国になる?
(その為には軍事国家にならねばならない)
2023年は「一発触発」の年になるでしょうね……
もうすでにアチラコチラで、
燻っていた長年の火種が上がってるし。
世界中、経済不安と食糧難が加速しそう。
ウクライナ有事がどう動くかで変わるでしょうが、
何にせよ不安定な一年になるのは確かですね。
2023年01月02日
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