日本人と平和中毒

■揺れる日本の平和主義　
中国や北朝鮮の脅威を前に
　　（BBC）

引用元
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65655074

「私からしたら戦争を始める気ですかと。
間もなく戦争をする気ですか。
戦争に誰が行くんですか」（同）

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これはまた別記事ですけど、
南沖縄で2000人規模の「西諸島
“防衛強化”反対」集会がありました。
「軍事力強化」ではありません。
「防衛強化」に反対だそうです。
……何を考えているのでしょうか。

では自衛隊と米軍が撤退したとして
空白になった沖縄には何が起こるのか。
この集会の人々は「平和の楽園」が
出来ると信じているようですが、
侵略は武力だけじゃないんですよ？

あっという間に移住者で埋め尽くされ、
問答無用で乗っ取られることでしょう。
後はウイグルやチベットのように、
少数民族として弾圧されるだけ。
その時になって「力を手放さなければ」
と悔やんでももう遅い。

日本は9条のおかげで平和だったわけ
ではありません。
概念としては実に美しいのですが、
実際の戦後は、米軍という他国の
軍事力をお金で買って、
「仮初の平和」を謳歌していただけです。

誰が戦争になど行きたいものですか。
痛いのも怖いのも絶対に嫌。
しかし仕掛けられて家族が死ぬとなったら
どうすればいいのですか？
防衛力さえ持つなということは、
ただ黙って死ぬのを待てということですか？

本当に「どことも戦争しない中立国」
にする気ならば、国民が総兵士である
スイスにならねばならないのです。
そこに至るまでにスイスはどれほど血の
対価を払ったことでしょう。
その覚悟なくして叫ぶ「平和」はママゴト。
残念ながら日本人にその覚悟はない。

戦争とは外交ではどうしようもなくなり、
結果起きるものですよね。
力を持てば「戦争を始める気か」といい、
9条のせいで動かなければ「自国民を
見捨てるのか」といい……
日本の平和主義が揺れるのは、
結局「仮初」だったから。
日本人って「平和中毒」なんでしょうね。
どっぷり浸かり過ぎた自家製中毒……

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