2023年10月09日

老人の無礼について思うこと

今回は愚痴、というか吐き出し回なので、
個人的な話に興味の無い方は
スルーでヨロ。

とある知り合いがいる。
年金で悠々自適生活の高齢女性だ。
趣味は友人とのサークル活動で、
とにかくお喋りをするのが大好き。
この方の特筆すべき点は、
とにかく話す内容がほぼ「お金換算」と
「身内の自慢」ばかりということ。

例えば共通の知人の話をするとき、
その人が家を建てた話が出たりすると
「〇さんの旦那さんの給料はいくらで~
大きな家を建てたけど、僻地で立地が
悪いから~くらいの価値だと思うわ。
あれじゃ売る時が大変よ」
という風に、本人ではなく旦那と家の
値段で語る人である。

身内の話になるともっと凄くて、
御主人の年金額やら息子のお給料を
周りの友達が羨ましがってるという話、
お孫さんが学年で一番足が速いとかは
まだしも、あの子は本当に天才だとか
息子さんの会社が出した花輪がいくら
だった話まで自慢になるのである。

こう書くとすごい鼻持ちならない人に
聞こえるけれど、感じはいいのだ。
正直、根はとても良い人なんだと思う
………喋らなければ。
困ったり悩んだりしている人がいると
親身になって手を差し伸べたりもする。
ただその合い間に「お金の話」と
「身内の自慢話」が挟まるのが問題。

ちなみに私は初対面で
「にょんさんは低所得者だから税金が
少なくていいわね。うちは皆高額だから
税金払うの本当に大変よ」と言われ、
目が点になった過去がある。
こんなことを他人に平気で言える人が
いることに大変驚いた。

悪気があるというより多分天然なのだ。
いるでしょう、ほら?
思ったことをそのまま口に出しちゃう人。
本人的には酷いことを言っている自覚は
ないので、実にあっけらかんとしてるし。
まあ、今では一周廻って面白く思えて
きたけれど、最初のうちはいちいち
憤慨してましたね。

大体周りの雰囲気が
「お年寄りだから!!高齢者だから!!
……ねっ?ねっ?」だったのも嫌だった。
年寄りならどんな暴言吐いても許される
なんておかしいだろ!
こんな老人にはなるまいと反面教師には
なりましたけど。

……ま、世の中、もっと傍若無人で凶暴、
イカレポンチな老人も大勢いるのだから、
自慢話くらい可愛いもの……か?
でもやっぱりムカつくと思う今日この頃。

posted by にょん at 05:20| Comment(0) | 日々雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください