2023年11月19日

私がこの国を推す理由

■じつは「外国人」が猛烈に感動している
「日本のモノ」ランキング…
「富士山」の意外な順位

  (現代ビジネス)

引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aeaeba1b394f44f4cef94a58e4b97c97f3b8082?page=1

「人間を創るのは神だけです。人間は
人間を創ってはいけないのです
(略)
ですから、欧米では人間型のロボットを
作らないのです」
(同)

  ーーーーーー

ああ、なるほどなぁ。
日本では基本「ロボットは友達」ですけど、
海外だとまず「人間に似せた侵略者」
扱いですものね。
そして日本はヒト型に拘り、
海外は動物形態に終始する、と。
こんなところにも宗教の影響が出る……
面白いですねェ。

山のライブカメラの話が興味深かった。
そういえば日本だとただ御威光を見る
ためだけに映像が流されたりしますが、
海外でもカメラは設置されているけれども
あくまでも天候や登山のためであって、
山を愛でるためではないのだそうです。
「愛でるためではない」のか……
正直、そんな風に考えたことなかったわ。

日本人は今も普通に自然崇拝してて、
祈ったり願掛けしたりしてますけど、
実は世界ではちょっと異質なんですな。
キリスト教だとそれが「悪魔の誘惑」であり
「異端の信仰」に繋がると考える。
イスラムに至っては偶像崇拝すら禁止です。
そりゃあそんな中にあって神様すら庶民化し、
ヒト型ロボットが普通に受け入れられてる
国は他惑星だと思われても仕方ないwww

考えてみればどんな国・地域だって、
最初は原始崇拝、アニミズムから始まった
のに、いつしか人間が脳から考え出した
「宗教」によって分断されてしまったわけで、
これは人間にとって究極の救いだったのか、
それとも呪詛だったのか……ウ―――ン。
人類が滅んでみないと分からないですね。

こういう記事を読んで感じるのは
「日本スゴイ」とかそういうんじゃなくて、
世界とちょっと軸がズレてる国だと思う。
文化・価値観・いろんなことで。
寄り添ってるようで離れてる……
それって凄く面白い。
ただ母国だからというわけではなく、
それこそが私がこの国を推す理由。

posted by にょん at 08:43| Comment(1) | 日本文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本は世界の美の基準を変えてしまったかもしれない。ジャポニズムが盛況だった時代の欧州では画家たちはパトロンの王族がいなくなっただけでなく、写真・映像技術の発達により写実表現で描くモノが無くなってしまった。そこに現れたのが「富岳三十八景」をはじめとした浮世絵で、富士山・紅葉・波などの自然を活写するだけでなく、自然の一部として描かれる労働者の姿に愕然とした。コレを画けばイイのかと「落穂拾い」などが描かれ大衆画の道筋が生まれた。最近では欧米人は教会にも訪れなくなり子供たちは日本の漫画やアニメやゲームで育つ。ある意味コレが現代の世界共通の「修身の教材」と化している。スイスでは日本製の「アルプスの少女ハイジ」が50回以上、三世代が視聴し動物たちの人間のような情操表現や子供らしい立ち居振る舞い、大人と子供の理想の関係などが描かれ、動物愛護や児童愛護に貢献している。
Posted by 匿名 at 2023年11月19日 23:12
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