2024年01月23日

「戦争はNO、ではどうする?」

櫻井さんのSNS発信が議論をよんでいます。

櫻井よしこさん
『あなたは祖国のために戦えますか』投稿が物議
「自分は戦場に行く気もない人間が…」
批判の声も

  (中日スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c73c796868635ddb8c5b33dfc105047e27309b7

こういう議論がきちんとされ始めたこと自体、
国民が不安と脅威を覚えているという証拠。
それくらい国を取り巻く状況が一変してるという
現実をまずは老若男女認識すべきでしょう。
でも相変わらず条件反射でギャーギャー言ってる
人、批判している人が多いなぁ……

「戦場に行く気もない人間が煽るな」とか、
「ならお前が戦場へ行け」とか、
これ、そういう問題じゃないのよねーーー。
「多くの若者がNOと答える。ではどうしますか?」
という投げかけが主題でしょう。
「平和外交で戦争回避」と言うのは簡単ですが、
回避するために「何を犠牲にするの?」という話。

極端なことを言えば「国が破壊されても命を繋ぐ」
か、「人命は減ってもアイデンティティを守るか」の
二者択一に迫られたらどちらを選ぶか。
ウィグルやチベットで実際に起きていることであり、
今現在、台湾がさらされてる脅威でもある。
日本もまさに「自分事」になりつつあるわけです。

そこそこ勘違いしている人達がいるが、
日本から他国へ侵略戦争に出ることはない。
つまり確実に次の有事は「侵略される側」なんです。
ぶっちゃけ侵略を受け入れるか受け入れないか、
ウクライナする覚悟があるかないか。

突き詰めればそういうこと。
残念ながら「どっちも嫌」は、独裁者様には通用
しないことを勘違いしてる人達は考えていない。

どうもこの炎上は意図的な扇動がプンプンするな。
災害時における政治家の是非を「カレー」の話に
すり替えたのと同じ匂い。
戦争は怖い、嫌だ、やりたくない。
そんなの誰だって一緒ですよ。
でも、そこで止まって感情的に喚いても仕方ない。
問題はそのあと、です。

「戦争はNO、ではどうしますか?」
今こそそれを議論しなくっちゃ。
もう残された時間は余りないのだから。



posted by にょん at 05:50| Comment(0) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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