2025年03月20日

生活保護と田舎のリアル

生活保護の窓口
「恫喝・罵声は日常茶飯事」「高飛車な態度で対応」…
部長席はついたてで囲われる

https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd028ec8de48be4804a781bd1f1b9197f99a007
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ちょっとこの記事と相反する話なんだけども。

先日、昔の同僚と久々に会ったのね。
彼女は辞めた後、病気になってしばらく働けず、
借金もあって立ち行かなくなったため生活保護を受けていたらしい。
しかしもう打ち切ることに決めたそうだ。

「働けるようになったのなら、そうするのがいいね」と言えば、
顔をしかめてそうじゃないと。
「生活保護では生活出来ないからもうやめる」んだって。
エッ、生活保護で生活出来ないってどういうこと?
最低限の生活ができる額が支援されるんじゃないの??

彼女は散財家でもないし、すごい我慢強い人なんですよ。
お金がないのもずっと無職家族を養ってたからだし。
でもそんな我慢強い人でも堪え切れなくなったというね…(´-ω-`)
ここからが田舎のリアルというか……過疎地域の闇案件。

何でも担当が移動で代わった途端「減額、減額」と言い出したらしい。
家があるから減額、車を持ってるから減額、買い替えをしたから減額、
生活努力をしてない?から減額、etc。
あんまりにも言われるから病みそうになったとか。
挙句に「貴方の事情は役場には関係ないです」と冷たく言われたそうで、
「そりゃ確かにそうだけど、そこまで言われて切る気になった」と。

取り合えずド田舎は車がないとどこにも行けないので、
前の担当さんはお目こぼししてくれてたのだそう。
でも多分そういう親身な人って上から睨まれると思うんだよね~。
自分だけいい恰好するな、みたいな圧力でさ。
まあ、彼女は病気も小休止らしく就職先も見つかったそうなので、
また普通の生活に戻れるみたいですが……
何だかなァという暗澹たる気持ちになりました。

窓口で職員に無理難題を言って暴れる奴もいれば、
彼女のように必要としながら傷つけられて諦める人もいる。
この不条理感をどうしたらいいのだろう。

※3/18に拍手コメを下さった方へ<続きより返信ありです(^_-)-☆

<3/18に拍手コメを下さった方へ

共感していただき有難う御座います(*´ω`*)
自分では日々の生活の中で、ちょっと人とズレてるなぁ……と
感じることが多い人間なので、そう言って頂けてホッとしました。
正直、文章力には難があると思うのですが、
誰かに読んで貰えてるだけでとっても幸せです(*´▽`*)
再々、有難う御座いました。
またお寄りくださいませね。
posted by にょん at 20:30| Comment(1) | 日本の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前、仕事の関係で役所の生活保護の担当と話をする機会がありましたが、生活保護は住宅扶助と医療扶助、そして食事などを面倒見る生活扶助の3つで構成され、重病を患っている人は3つとも受給している場合が多いそうです。受給の基準が厳しくなるのはたいてい国からの通達で、内部監査があるので従わざる得ない。担当替えも5年くらいでするのは、目黒であったような職員の不正が起きなくするためだそうです。これからは世界的に高度な福祉政策は衰退していく傾向となります。トランプ政権は傷病軍人の福祉予算を削るそうで、軍人に移民比率が多いとはいえこれは酷い。おそらく脊椎損傷以外は「働け!」ということでしょう。「鬱」や「人格障害」という心の病がありますが、就労できないまま障害年金で生活する人も多いようです。医療の力でなんとか改善する道筋をつけないと社会保障費がエライことになります。昭和の40年頃まで盲腸手術で1週間入院コースがあり、小学生だった私のクラスも3人くらいは手術しています。これが薬で散らす治療法になってから、病院が倒産してサナトリウム同様「心の病」の病院になりました。私は医学のトップは治療の目星はついているが、かつての悪夢の再現を恐れてあえて治療しないのではないかとうがった見方をしています。父は胃癌で術後3か月で亡くなりましたが、転移癌になるかどうかは手術前の細胞検査で判ろうものなのに75歳の老人の胃を半分摘出しました。医療の癒しを信じたい一方で信じられない自分がいます。
Posted by 匿名 at 2025年03月21日 20:51
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